朱塗/だるまの小物入れ

縦 約6cm 横 約5cm 高さ 約2.8cm

 

明治期ごろのものと思います。

朱塗りの小さなだるま型のケースです。

和紙に漆で固めて作られているようです。

目力のあるだるまの表情が、どこか可愛らしくさながらゆるキャラのようにも見えます。

 

「火吹き達磨」のケースではないかと思います。(違っていましたら申し訳ございません)

「火吹き達磨」とは、銅などの金属で作った中空の道具です。口に穴が空いています。

中に水を入れて火のそばに置くと、熱で中の水が沸騰して高温の蒸気を一気に口から吹き、火をおこす仕組みになっています。

囲炉裏の中に入れて、火が絶えないように、また燃料を節約するために用いられた昔の人の発明品です。

江戸時代に発明され、昭和初期ごろまでは広く一般に使用されていたようですが、囲炉裏の消滅とともに姿を消していきました。

 

顔面に表面のヒビがみられます。

 

※こちらの商品は送料無料です

※イベント『なぎつじSKIP vol.3』出品商品 

 

#小さいもの(季節のラッピング可能)

 

¥5,000